歯科医院もそれぞれのステージがあります。
これまで150件ほどの歯科経営支援を通じて、 見えてきた歯科医院の経営ステージ。
私が定義するそのステージは・・・
開院期→収益性 (集患やお金) 成長期→運営管理 (内部の仕組みや業務の流れなどの運営管理) 安定期→組織化 (大きくなる歯科医院と共に企業と同様に組織へ)
といったステージです。
開院期は、 開院期といっても開院後数年は新患・集患対策やお金の心配がつきもの・・・ 医療といえど、とにかく生活基盤を確保しない限り 自分たちの生活もままならない状況。
年間売上4,000万~8,000万円までは まずこのステージにいるイメージです。 当然、これより少ない年商である歯科医院の先生も同じです。
もし、開院後10数年経っていて この年間売上高を超えていないのならば 新患の増え幅が伸びていなかったり、 収益に関わる色々な問題がある状態。 さらには早く改善して抜け出さないと なかなか事業資金は潤沢にならないまま・・・
ここを脱するためには
「現状を知り、目標設定を明確にすること」 そうすることで、がむしゃらに走りながらも どこを走ると先が見えて、どの先に対して自分が走っているか 明確な状態で歯科医院の運営ができる訳です。
そして、
私が定義する「成長期」は 売上イメージでいうと 年間売上高1億円を超えたぐらいです。
歯科医院の年間売上高1億円といえば・・・ 6万8,000件ほどある開業歯科医院の 上位3〜5%ぐらいのわずかな数 の開業歯科医院の売上規模となります。 業界的な平均売上高が(地域にもよりですが) 大体4,000万円ぐらいであるので・・・ そもそも1億を超える歯科医院総件数が少ないのでは? と思われます。 でも、実は年間売上高1億円を超えないと 本当の意味での資金余力が出ないのです。
例えば・・・子供が大学(特に私立の医学部・歯学部など)にいく ・・・さらには2人、3人大学にいくとなると・・・ 例えば・・・友達が大きな新築住宅を購入したから自分も・・・ 例えば・・・あれやこれや生活水準とともに欲しいものが出てくる 例えば・・・60、70歳を超えて来た時の老後の余裕の資金・・・ そして・・・税金の負担は多く感じませんか?
でもでも、 『あの先生は売上そんなにないけど、とてもいい生活しているよ』 と聞こえて来そうです。
そのカラクリはまたの機会にお教えしますが、 考えれば考えるほど、 お金はいくらあっても足らないぐらいなのです。
そうなると、自院の年間売上高は やはり「ある程度」必要になって来ます。
では、その「ある程度」というのは どのくらいなのか?!?
それは、1億円を超えてくることで 資金に余力が出てくる訳です。
その具体的な理由は、 歯科支援のアライアンス先でもあり、仲間の先生でもある 歯科医院専門税理士/税理士法人キャスダックの山下剛史先生も 1月に発売した書籍「1億円医院の設計図」にも書いてあります。
先にもお伝えしたように、 数多くの歯科医院さんを支援してきて 一番資金繰りが悪い時期が、 実は6,000万円から8,000万円ぐらいの 売上高の歯科医院だったりします。
なぜだか分かりますか?
具体的にはこのセミナーでお話ししますので 3月に東京・名古屋開催しますので、ぜひお聞き下さい。 これまで聞いたことのない経営セミナーかと思います。
↓ 東京開催
↓名古屋開催
弊社(クオリアグローバルマネジメント)に ご相談に来るケースも・・・この年商ぐらいの歯科医院が多いです。 そして、若手の先生はこれぐらいの売上高にいるトコが多いんです。
では、また次回「成長期」についてお伝えしたいと思います。
経営コンサルタント
渡邉拓久
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東京、名古屋、大阪を中心に全国400以上の
企業経営支援の実績!!
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