7月6日(木)、『問題解決のための思考の整理術(医師・歯科医師向』を開催しました。今回は、先月開催した内容を医師・歯科医師の先生向けにアレンジしたもので、特に対人における意識と行動に関することや行動心理学の紹介も少し追加しました。
医師・歯科医師の先生と一般企業の経営者と大きく異なる点は、管理者としてスタッフと接するだけでなく全ての患者さんと1対1で対峙するプレイングマネージャーであることです。
また、物販やサービスを提供する企業と異なり、患者さんの個人情報は言うに及ばず身体や精神というプライバシーの奥底まで触れることになるので、患者さんとの信頼関係がとても重要です。 先生だけでなく患者さんと接点を持つスタッフ全員が医院の信頼に直接関わるので、接遇等の対人マネジメントに参考にして頂ければと思いました。
実は前回もそうなんですが、冒頭に自己紹介を兼ねて私が企業時代に手がけたデザインの一部をご紹介しました。 プロダクトデザイナーの考え方やものづくりの醍醐味についてのお話しは、ついつい時間を忘れがちです。
先ずは岐阜県安八郡にあるソーラーアークの制作秘話。今ではロゴも撤去され異様な黒い建造物ですが、その存在感は今になっても圧巻です。 このデザイン担当になった経緯や、造形に隠された21世紀へのメッセージの話をしました。これはデザインした私と施工担当した鹿島建設の設計スタッフしか知りません。
そしてコンセプトが全く異なる充電式鉛筆削りの話です。 鉛筆用と色鉛筆専用の2つの差し込み口がある「ROBOシリーズ(子供用シリーズ)」と、映画「ナビゲーター」のワンシーンに採用されたリアルな宇宙船型充電式鉛筆削り「SPACIL」です。 38年前の商品ですが実物も持参して紹介しました。
次回7月20日(木)に、多治見本社セミナールームにて予定しています。Zoomでの参加も対応していますので、Zoomがご希望の方は申込時にZoomでの参加をご指定ください。 そして、いよいよ8月18日(金)から40年の実績(私の場合ですが・・・)のあるホワイトノートを活用したスタッフ研修プログラムのゼミが始まります。 是非、経営TOPの方もご自身でホワイトノートの有用なポイントと面白さを実体験していただき、研修参加へスタッフの背中を押して頂きたいと思います。 これまで、大学や企業の設計・営業企画・人事部門で採用された実績もあるホワイトノートを活用して、社員自ら「気づいて動く」ムーブメントを起こさせるキッカケになればと思います。
クオリアグローバルマネジメント株式会社
ブランディングアドバイザー/二級知的財産管理技能士
下尾邦之
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