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皆さん、おはようございます!
「脳レッジ」もクオリアスタッフで回す事で、いろいろな情報がご提供できるようになって
きました^^
今後さらなる展開のため、読者の方を始め、お客様に多くの経営に役立つヒントや
情報をクオリアから届けるために・・・
7月より、新たな情報コンテンツの第1弾目をスタートさせます!
またご案内いたしますのでお楽しみにしていて下さいね!!
それでは、「脳レッジ!」第32回目 スタート!
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第32回メルマガテーマ:
あなたの会社の目標が、なぜ“絵に描いた餅”になってしまうのか?
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「毎期目標を作っているのですが、 実際動き出したら何だか形式的になってしまうのはなぜでしょうか?」
この仕事をしていると、そんな相談や質問を受ける事がとても多いです^^;
俗に言う“絵に描いた餅”。
これって中小企業にすごく多い事で、
でも実を言うとその原因って、そんなに難しい事ではないんですよね。
その「目標」が、絵に描いた餅になってしまう原因は2つに大別されます。
1つは、立てた目標に“数字的な裏付けがない”こと。
もう1つは・・・
立てた目標数字に対する“強い意志(気持ち)がない”ことが多いということです。
実際に目標スタートしてみて・・・
作成した目標と実績を比べても、結局そこから“対策”や“意思決定”
がなかなか出てこない・・・なんてことないですか?!
これが一つ目の原因である“数字の裏付けがない”と起こってしまう事。
原因を探ると・・・
単に“前年比〇%で作っている”といったやり方をしていませんか?
それは数字の裏付けではなく、前年に数字の上乗せ・減少をしただけですよね。
前年も1つの判断材料になりますが、
○%上乗せの根拠は何でしょうか?
これでは実際に目標管理をしていくときに、原因の分析ができません。
本来、売上の計画を立てる時には、商品や製品別、店舗別や得意先別や市場などを細分化して計画を立てる・販売計画を立てることが“裏付け(根拠)になる”はずですね。 また、固定経費については、人件費ならば売上計画に伴った人員計画など具体的な対応策が必要になるはずです。
このように目標数字のそれぞれに“根拠”があるかどうかで、 この目標が目標としてしっかりと意味をなすかが決まるわけです。
次は “絵に描いた餅”の2つ目の原因!!
立てた目標数字に対する“強い意志(気持ち)”がないことについてです。
当然、他人(外部)の作った目標・前年対比の上乗せ目標、
数字の裏付けのない突拍子もない目標では、それについて「やる気と責任」
をもってやれ!と言われても無理ですよね。
結局、目標を実際にチェックする気にもならなくなってしまいます。
解決策は、目標作成の際に“数字の裏付け”となる根拠をしっかり持ち、
“是が非でも達成しよう!”とコミットメントできる姿勢を、
経営者として見せることが、会社の目標を達成する第1歩です!
トップダウンで作成した目標でも、ボトムアップで作成した目標であっても、
経営者自身の目標達成に対する強い意志が最後にモノを言うのです!!
強い意志(気持ち)がないようでは、社員さんもついていかないですよ^^;
これら2つに心当たりがある方・・・
是非、目標作成の際にはこの2つの対応をしっかりしておきましょうね!
経営コンサルタント
渡邉拓久
次回は6月29日(月)に配信します。