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皆さん、おはようございます!
「脳レッジ!」メルマガ・・・前回から引き続き、渡邉がお送りいたします。
1月からいろいろ計画を立てられた方も多いのではないでしょうか?
気づくと5月もあっと言う間に終わってしまいますね・・・^^;
そんな方は半期をむかえる前にしっかりと今のうちに振り返りましょうね!
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第28回メルマガテーマ:「成功の決め手は?」その2
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テーマは「成功の決め手は?」ということで、
「新商品及び新規事業の開発」の重要性・・・常に先を見据えた新商品及び新規事業の開発が、
企業の生き残りや発展のカギを握ると
お伝えしてきました。
今はいいけれども・・・5年先、10年先はいったいどう展開しているのか?
今回は、そのための3つの取り組みポイントについてお伝えしますね^^
あらためて・・・3つの取り組みポイントとは、
1)今の仕事をさらに掘り下げて考えること
2)今ある知識や技術を他業種に活用すること
3)顧客データをもとに考えること
ということでした。
まずは一つ目、「今の仕事をさらに掘り下げて考えること」の一例を挙げます。
◎扱う商品やサービスを変えずに、提供の仕方やサービス内容等を変えるという方法。
これは、新しい仕事にチャレンジするというわけではなく、もともと持ち合わせている経験や知識を活かせるので、割と上手くいきやすいですね。 例えば、スーパーに買いに来ていただいていたのを、こちらからお届けするサービスにすることや、パソコンなどを売っている形態から、教える教室に変わるなどがありますね。
また、掘り下げて考えることに関しては、ほかにも商品にノウハウなどを加えてパッケージ販売する方法や、業界の常識を逆手にとる方法などがあります。
これら方法はいくつもあるのですが、要するに、“売り方を変える”ということがキーワードですね!
2つ目は、「今ある知識や技術を他業種に活用すること」です。
これは、簡単に言えば「対象マーケットを変える」ことですね。
コンサルティングの時によく思うことですが、ある業種では当たり前のようにしていることが、 別のある業種になると全くしていないケースが意外に多いんです。 同じような仕事をしている他業種に注目して、業態を変化させることが重要です。 ほとんどの会社が、当然ですが同業者の付き合いがあるため同業についてはよく分かる。 でも、他の業種になると全然知らないということは多いですよね。自分の仕事だけに目を向けず、広い視野で仕事について考えることや情報を集めることも大切です。
最後に、「顧客データをもとに考えること」です。
顧客データ=名簿は企業にとって財産であることは、マーケティング的には言うまでもなく常識中の常識ですよね。
エステや理美容院などサービス業だと“顧客カルテ”、医療機関だと“患者カルテ”ですね!
名簿さえしっかり押さえておけば、今ある仕事が上手くいかなくなったとしても、
その名簿に向かって新しい商品やサービスを投じることで、すぐに新しい仕事がスタートできるわけです。
例えば、年齢や家族構成、地域や共通の趣味などなど・・・顧客データ管理のポイントは、
今だけの情報を考えずに先を見越したデータ管理が必要です。
ある機械商社のお客様が、顧客対象に贈答品としての“ご当地商品ギフト”の
PRをしたDMを告知したところ80%の顧客から受注を受けて大ヒットしたということもありました。
今ある名簿に何を提供するかを考えてみてくださいね。
いかに想像するのに難しい5年、10年先の自社の展開について考えるかが、今後の皆さんの会社にとっての成功のカギなのです!
おさらいですが、大半の方が難しくて考えもしない・・・だからこそ皆さんは先手の一手を打ちましょう!!
経営コンサルタント
渡邉拓久
次回は6月1日(月)に配信します。