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第13回メルマガ『利益!!』

前回11回目は「どれだけ返すの?」というテーマで、 お金が残らない7つの原因のその6「借入の調達と返済」ということをお伝えしました。

いよいよ7つ目です!!
やはり最後は・・・
何といっても会社の利益がしっかり出ているかどうかですね!
会計上、売上から仕入や必要経費を引いた残りが利益となり、 さらにその利益から税金(法人であれば37~40%程度)を引いた残りが純粋に “残りのお金”となります。
当然、前回もお伝えした“銀行からの借入返済”があればこの“残りのお金”から返済します。
単純に資金の流れがこうなるとは限らないですが、分かりやすく言えば税金を引いた残りの利益相当額のお金があるはずです。
『売上-仕入-必要経費=利益』
『利益-税金-税引後の利益=残るお金』

待てよ・・・税金を引く前の利益を少なくすれば税金が少なく済む?!?
なんて利益の圧縮(要するに節税)考えてたくさん経費を使ってみたらどうなるでしょうか?
例えば・・・税金を引く前の利益100万円の会社があったとします。
税金が40%だったとすれば40万円の税金で60万円が残ったお金です。
では、余分に20万円の消耗品を購入。
これで経費20万円増えますね!
利益は?
80万円です。
仮に税金が40%だとすると32万円の税金になり、80-32=48万円が“残りのお金”となります。
結果的に残るお金は・・・
利益をたくさん残した会社の方がお金が残るわけです。
こんなお話をすると・・・
20万円の消耗品を買ったほうが、どうせ税金払うより・・・なんて言う方がいるものです。
でも何よりお金は20万円確実に減っているわけです。
「会社は税金を払わないと強くならない」とはよく聞く話・・・
税金の負担は確かに少なくはないものです。
ただこれを苦にして利益を縮めている以上は、資金は残らないのです。
要するに・・・
「利益をたくさん残したいけど、税金を払いたくない」というのは全く無理な話なわけです!

お金が残らない原因について7回に分けてお伝えしてきました。
どれもこれも理解をしておけば対応や解決できるはずなのです!
その原因を探る・・・
まずは何より“自社の状況を知る”ことから始めてみてくださいね。

代表取締役/経営コンサルタント 渡邉拓久

次回は2月9日(月)に配信します。



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