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第11回メルマガ『どれだけ返すの?』

前回10回目は「買うのは今か?!?」というテーマで、お金が残らない7つの原因のその5「固定資産の購入」ということをお伝えしました。
いよいよ7つも大詰め!
今回は6つ目の原因・・・
「どれだけ返すの?」というテーマでお伝えします。
借入の調達と返済・・・“お金を借りる、返す”ということですね!
一言でお金を借り入れる、返すといっても、いろいろな方法があります。
今回の“お金が残らない7つの原因”追求の6つ目としては、 銀行からの借入・返済に着目してお伝えします。
結論からお伝えすると・・・
当たり前の事ですが、返済が自社の返済許容額を超えているのかどうかです!今回の全7回テーマの“一番のお金が残らない原因”となっていると言っても過言ではないのではないでしょうか。
「会社の利益は数字上出ているのに、お金がない・・・でも、その原因がわからない」・・・会計の知識のない方が必ず言う言葉です。
会計上、借入額の返済元金は、利益から返しているのです。要するに、借入金元金は経費ではない!ということ。
だから、毎月の借入返済元金相当額の会社の利益は出しておかないと、銀行返済はできないということなのです。
(逆に、会社の利益が借入返済元金相当額であればお金は回るということです)

無借金経営でなければ、固定的に借入金の返済が発生し、通常、資金(キャッシュフロー)はマイナスとなるわけですが、借入金の返済額が実情に即していない(つまり多すぎる)ために利益がお金として残らないケースが多いのです。
設備投資資金として新規の借入をする場合、なるべく長期の返済期間を設定して月次返済額を減らすことが資金(キャッシュフロー)の悪化を防ぐことになります。
「少しでも早く返したい!」と思うことは大切ですが、借入をする際には“無理なく返す返済計画”で借入をすることがとても大切なのです。

その毎月の返済元金が、毎月の資金繰りを悪化させている原因であるということが多いのです!
でも何よりも自社の毎月の返済元金がどのくらいの額があるかを把握していないケースも多くみられます。
もし、わかるのであれば毎月それ以上の利益を残すことがわかりますね!

従来からある借入返済と新規の借入のすべてをきちんと把握し、常に借入計画を見直す習慣が資金(キャッシュフロー)の改善につながります。

まずは借入の状況把握するところから始めましょう!

代表取締役/経営コンサルタント 渡邉拓久

次回はWEB(ウェブ)についての情報です!
配信:1月26日(月)



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