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デザイン

第9回メルマガ『人はどれだけ見た目で判断しているのか?』

“見た目の重要性”についてお伝えしていきます。


ベストセラーになった「人は見た目が9割」、読まれた方も多いのではないでしょうか?
私がデザインの仕事をしていて、「うちはデザインは必要ないから」と言われることがあります。 本当にそうでしょうか?

実際に人は目から得る情報がほとんどで、人が五感で受ける情報の割合は視覚83%、聴覚11%、臭覚3.5%、触覚1.5%、味覚1%と言われています。ご存じの方も多いと思いますが、これをメラビアンの法則と言います。
この法則を知った上で自社の“見た目”を振り返ってみて下さい。
スタッフの服装や髪型などの見た目は自社のイメージに合っているでしょうか?
ホームページ、名刺、チラシなど提供するサービスや商品のイメージと合っているでしょうか?


なぜ“見た目”が重要なのか詳しく見ていくと2つ理由があります。

1つ目:サービスや商品の本当の価値は使用するまで分からない。
サービスや商品には「絶対価値」と「認知価値」という2つの価値が存在します。
「絶対価値」とは“サービス・商品が持つ価値”のことで
、 「認知価値」とは“お客さんに伝わる価値”のことです。
お客さんが感じる「価値」はこの2つの掛け算で決まります。
つまり、どんなに高い価値を持つ商品であってもお客さんに知ってもらわなければ、価値が無いのと同じことだということです。 人も同じです。
人も深く付き合うまではその人の内面まで知ることはできません。

2つ目:見た目が体験を変えてしまう。
例えば缶入り飲料のセブンアップ。
緑色の缶が印象的な、ライムの風味が効いた爽やかな炭酸飲料です。
このパッケージの緑色に黄色を15%プラスしたところ、興味深いことが起こります。
なんと!飲んだ人の「ライム感」が増すのです。
実際に、パッケージを変更したところ、お客さんから苦情が入ったと言います。
「私の大好きなセブンアップの味を変えないで!」中身は何も変わっていないにもかかわらず・・・。
缶の「見た目」が味に「感覚転移」するのです。

この様にお客様が目にした情報の8割が“見た目”で判断され、その人やサービス・商品の価値を決めてしまいます。
「この人にならお願いしたい!」や「このサービスを使ってみたい!」と思ってもらえるためには、“見た目”がとても重要なのです。
“見た目”と言っても、ただカッコいいや可愛いということではありません
スタッフやサービス・商品の魅力がより良く見えるための“見た目”を作ることが“デザイン”だと思います。
みなさんももう一度自社を振り返ってみましょう。


今年最後のメルマガをご一読して頂き、誠にありがとうございます。
みなさまはどんな一年だったでしょうか?
私は今までで一番多くの事を経験させて頂き、とても充実した一年となりました。
来年がどんな一年になるのか今から楽しみです。
それでは、2015年もクオリアグローバルマネジメントをよろしくお願い致します。

次回配信は2015年1月13日(火)です。



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