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第8回メルマガ『出入りに注意!!』

前回は「見えないお金」というテーマで、お金が残らない7つの原因のその3「仮払いや貸付、立替え払いが多くないか」をお伝えしました。
経費計上されない支払いが及ぼす問題点を理解して頂けたでしょうか?
それでは利益が出てもお金が残らない・・・
第8回目は、お金が残らない4つ目の原因に迫ります!

皆さんの会社の“売上回収と仕入支払いの資金(お金)”がいつ動いているかしっかり把握されていますか?
4つ目の原因は「資金の出と入りのバランスが悪い」という問題です。
冷静に考えれば・・・実は“お金がない”原因としては分かりやすいですね!


商売は、仕入を行い、その商品を販売した代金から仕入の支払を行うことにより、その差額が利益となりお金の増加となります。


実際、仕入れの支払いは即金で支払うわけではなく、請求書をもらってから支払うのが一般的です。
請求書には翌月の期日までの支払い条件となっていることが多いですね。
では、自社の売上に対する入金(回収)はどうでしょうか?
支払いが翌月払い・・・の仕入と同じように翌月に入金(回収)されるところが多いかと思われます。もしかすると、翌月どころか翌々月に入金(回収)・・・なんて会社さんもありますよね。
(この場合、入金までに6、70日かかってしまってます)
要するに掛取引(買掛金と売掛金)です。

資金繰り悪くてご相談にいらっしゃる1つが「入金と出金期日のバランス」が悪いという問題です。
販売代金の“回収よりも仕入に対する支払が先に発生”するため、仕入の“支払期日”と売上の“入金回収期日”との日数差分だけ資金が必要となり、それが資金繰りに大きな影響を与えているという問題です。
取引が大きくなればなるほど、売上は上がるけれども入金回収待ちも長くなる。そして、売上増加に伴って支払い金額も大きくなるが、支払いはいつも通りの早い期日・・・
先に支払い資金が出て行くので「資金持ち出し」になっている感じですね。
これは、実際に収支資金シミュレーションをするとビックリするぐらい資金繰りに及ぼす影響が大きいです^^;


では、その対応はどうすればいいのでしょうか?
仕入商品が何日間で販売できるのかを考慮し、仕入先に対してできるだけ支払を延ばすような支払条件の交渉を行うことが一番簡単な資金繰り改善方法でしょう。
でも、支払日を伸ばしてもらう“危ない会社”と思われてしまい、今後の取引関係に問題が生じるかもしれません。
それを考えると、やはり入金(回収)条件のよいお客様を新規に開拓していくことも大切です。
支払=“出の条件”は相手に伝えにくいですが、回収=“入りの条件”はこちらの提示の問題でもあります。
これらのアクションを起こすことは簡単なことではありませんが、実際の資金繰り改善する時でも、その方法として時間をかけて条件・相手先を変えていくことをしていきます。
その結果は一目瞭然です!
そのほかにも具体的な対応はいくつかありますが、今回は簡易的にお伝えいたしました。


いかがでしょうか?
次は5つ目の原因に迫りますが、来週のメルマガはデザインからのお話です!
お楽しみに!!



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