テーマは「3%に入りませんか?」です。
平成24年度国税庁統計データ(平成26年4月17日更新)によると、
日本にある会社の数は、約250万件あるそうです。
(法人件数2,535,272件(うち、中小企業2,496,589件))
それだけの企業数がありながらも、毎年1万数千件以上が倒産しています。
つけ加えると・・・ほぼこの20年間、毎年1万数千件以上の企業が倒産しているわけです。
平成25年東京商工リサーチ(倒産件数1万855件 負債総額1,000万円以上)のデータから見ると、6年前の平成20年のリーマンショックの1万5千件超から、ここ数年間は企業倒産件数は毎年減少しているようですが、それでもその件数を聞くだけでビックリします^^;
当然、「企業継続 ゴーイングコンサーン」:企業が将来にわたって無期限に事業を継続することを前提とする考え方が企業経営の大原則となるわけです。
会社は続けてなんぼという事です!
では、経営を切り盛りする経営者の方々は、将来に向けてどうしていくべきなのでしょうか?
「倒産しない会社作り!」という相談は、ほぼ私のところにはないですが、
「今後どうしていくべきか」という相談は最近、非常に多いです。
結論、「強い会社、勝ち続ける会社」を作る事でしょう!^^
成功している会社、長く続く会社を見ているとつくづくそう思います。
失礼な表現かもしれませんが、たいした業績ではないけど、 とりあえず残っている・・・経営者の生活のための無理なく経営者にとって幸せな会社・・・ という会社がかなり多くを占めていると思います。
最近、代替え(事業の継承)がとても多いなか、先代の時代まではそれで続けれたのかもしれません。 倒産件数が減少傾向とはいえ、変革しない企業は確実に残れない厳しい世の中であるのも事実・・・
だからこそ、売上は伸び、利益も伸びる、競争力があり、将来を見据えている、 スタッフも幸せに働き、そこで自分を磨く事が出来る会社=「強い会社、勝ち続ける会社」= ワクワク企業を作ることが、経営者にとって何より必要です!
成功している会社、長く続く会社?要するにいい会社は、そんな競争力、やりがいやワクワクのある会社なのです。
では、そんな会社になるために必要な事を1つだけあげるならば・・・それは未来を見据えた基礎固めをすること!
将来のビジョンを明確にすることから始める事ですね。
「強い会社、勝ち残る会社」自体が3%ぐらいしかいないと言われていますが、 そういった会社を作ることが難しいのも事実。
でも、何より「将来のビジョンを明確にすること」・・・それ自体が難しいのです!
いかがでしょうか?
これを聞いた経営者の方は、“確かに難しい”と思われる方のほうが多いのではないでしょうか?
ゆっくり自社の「将来のビジョン」について、まずは考えてみてください!