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第6回メルマガ
『過剰?!!』

前回は「利益が出てもお金が残らない!」というテーマでお伝えしました。お金が残らないその原因は7つ。その原因の1つが「売上債権が過大」かどうかでした。

第6回目は、お金が残らない2つ目の原因です。

それは“「在庫」が過剰でないか”です。

①「在庫は過去仕入れた売れないモノも多く溜まっている」
②「仕入価格が安いとき、普段よりも多くの量を仕入れよう」
③「どうせ仕入れないといけないので、いまのうちにたくさん仕入れておこう」
こんなお話をよく聞きます。

①の「過去から溜まった売れない在庫」については、陳腐化した商品売れ残り商品を抱えこんでしまっているケースです。
こんな時は、“過去の仕入=お金は過去すでに払っている=お金だけ減っていることになりますね。
②の「仕入価格が安いとき、多く仕入れる」・・・このケースも多いでしょう。
このジャッジ自体が良いか悪いかは別にして・・・たくさん仕入れたことによりお金は減りますよね。
③の「どうせ仕入れないといけないので・・・」についても同様、先にたくさん仕入れてしまうのでお金は減ってしまいますね。

どのケースも“仕入”をすることで、モノは手元に増えてもお金は確実に減ります。

でも、結果売れるからいい?

①のケースでは、在庫として過去から売れ残り続けています
要するに売れていません。

②のケースはどうですか。
普段と同じ販売価格で売ったり、販売価格を下げて多く売ったりすれば、普段以上の利益をあげることが期待できます。
けれども、多く仕入れた分を売り切れなかったら、どうなるでしょうか。

③のケースでは、②と同様、売り切れなかった場合は資金的な負荷がかかってきます。
“在庫は、将来の売上、お金を生み出す資産”
でも、売上が上がるまで「お金が寝ている」状態と同じことになります。
棚卸資産(在庫)が増えた分だけ、手元資金(お金)が減っています。

これが「利益が出ているのに資金が不足する」事態を招いてしまう原因です。
自社の適正在庫がどれだけかを検討し、管理していくことが大切ですね!

また、将来売れ残るより、早めに処分・売却して少しでもお金として回収してしまった方がいいこともあります。


キャッシュフロー(お金)を増やすには、
棚卸資産(在庫)を減らすことが重要です!!


次回は「利益が出てもお金が残らない」3つ目の原因に迫ります!



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